昨日は『潜水服は蝶の夢を見る』を観て来ました。 ファッション誌『ELLE』の編集長、 ジャン=ドミニク・ボビーの自伝映画です。 43歳の彼を襲った脳梗塞。 そして、目が覚めた時には左眼しか機能していないという事実。 一度は死にたいと考えながらも、前向きに生きること、本を遺すことを考えた彼を心から尊敬します。 彼の左眼からの狭くてぼやけた映像と、彼の想像力からの広くて美しい映像のアンバランスは絶妙。 彼のまばたきを見逃さないように、スクリーンに釘付けになっていました。 どこまでも無限の想像力(時々エロ・笑)! 私の方が体は元気でも心は潜水服を着ているのかもしれない、と思ってしまいました。 最後のエンドロールの映像にはどんな意味が込められていたのでしょうか。 ああ、いい映画でした。原作本も読みたくなりました。 映画の日だったので、アカデミー作品賞の『ノーカントリー』と2本立てにしようと思っていましたが、 内容は殺し屋の話。。。さすがに余韻に浸りたいのでやめました(笑)。 その『ノーカントリー』で助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムの『海を飛ぶ夢』も、 同じように実話を題材にした話でしたが、四肢不随の尊厳死がテーマでしたね。 もう一度観たらまた違って感じられるかもしれないな。 そして凄く興味があった『いのちの食べかた』が4月5日、やっと札幌に。 予告を観るだけで怖い。。。でも楽しみです!
by chocoholic117
| 2008-04-02 21:36
| 映画
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